当サイトの記事はすべて個人の見解であり、投資助言ではありません。必ずご自身で一次情報を確認のうえ、ご自身の判断と責任で投資を行ってください。

東証プライム電機・エンタテインメント3月期決算

日立製作所(6501)の決算・配当・カタリスト分析

電力・鉄道・産業機器などの社会インフラとITを組み合わせた総合電機メーカー。事業はデジタルシステム&サービス、エナジー(電力網・原子力)、モビリティ(鉄道)、コネクティブインダストリーズ(産業機器・ビルシステム等)、その他の5区分で構成される。2026年7月には産業分野のシステムインテグレーション(SI)事業をコネクティブインダストリーズからデジタルシステム&サービスへ移管するなど、事業区分の見直しを継続的に行っている。海外売上比率は上昇傾向にあり、2027年3月期第1四半期は68%に達した。

最新の分析記事(2026/08/25 時点)の指標 ・ リアルタイムの株価は掲載していません

予想配当利回り

0.94%

実績PER

26.4倍

PBR

3.60倍

自己資本比率

43.7%

配当性向

28.1%

1株配当の推移

2027/3期 Q1の分析記事時点の数値です。期初予想と実績の差は、その会社の予想の出し方の癖を示します。

決算期期初予想年間配当配当性向
2022/03125円20.7%
2023/03145円21.0%
2024/03180円28.3%
2025/0343円32.0%
2026/0350円28.1%
2027/03会社予想
  • 2025/03:2024年7月1日付の普通株式1株につき5株の株式分割により、前期(2024年3月期)の180円は分割前の実額。分割後の株式数に換算すると180÷5=36円相当となり、当期の43円は実質+19.4%の増配にあたる。
  • 2027/03:期末配当は本記事執筆時点(2026年8月26日)で未定のため、年間合計は確定していない。中間配当28.00円は前年同期の23.00円から+21.7%。
1株当たり。「期初比」は期初予想に対する着地の差。
配当の内訳と根拠を2027/3期 Q1の分析記事で読む ›

この銘柄の見方(当サイトの整理)

主な収益ドライバー
2027年3月期第1四半期の売上収益2兆7,095億86百万円のうち、エナジー(電力網・原子力)が911,906百万円と最大の構成比を占め、前年同期比+36.6%と突出して伸びている。コネクティブインダストリーズ(761,084百万円)、デジタルシステム&サービス(719,065百万円)が続く。
株主還元方針
配当性向は2026年3月期実績で28.1%(年間配当50.00円)。同時に自己株式取得を積極化しており、2026年3月期の自己株式取得額は352,260百万円、総還元性向は72%まで上昇した。2027年3月期第1四半期だけで147,982百万円の自己株式取得を実施しており、前年同期の約3.1倍のペースになっている。
注視している外部要因
為替(海外売上比率は68%まで上昇)、電力・鉄道・原子力向けの公共インフラ投資サイクル、大型プロジェクトの受注・引き渡し時期による四半期損益の振れ、金利・為替相場の変動(金融収益・支払利息への影響)など、個社の努力だけでは変えられない外部要因の影響を受ける。
主要取引先
電力会社・鉄道事業者・製造業向けの産業システムなど、公共インフラ関連の法人顧客が中心。特定の大口顧客への依存度は開示されていない。

分析記事(時系列)

決算ごとに、その時点で確認できた事実と、そこから想定したカタリストを残しています。過去の見立てがどう外れたかも含めて追えるようにしています。