銘柄分析の記事一覧
有価証券報告書を主体に、四半期ごとの分析を蓄積しています。同じ企業の記事は決算ごとに追加されます。
住友ゴム工業(5110) 上期の事業利益+40.6%でも通期は下方修正〜原材料と円安に乗った増益を読む
住友ゴム工業の2026年中間期は事業利益+40.6%でしたが、通期予想は期初比-14.3%の下方修正。増益の主因は原材料下落と円安で、下期は前年比-10%を会社自身が織り込みます。配当84円据え置きの意味も整理します。
日本触媒(4114) Q1営業利益2.8倍でも会社予想はQ2単独で約4億円、配当140円は性向100%
2027年3月期Q1の営業利益は前年同期比+182.7%の121億円。一方、会社予想ではQ2単独が約3.6億円、下期は85億円へ急減速する。配当140円は予想EPSと同水準で、営業CFは減った。増益の持続性を整理します。
リケンNPR(6209) Q1営業利益▲51.9%、販管費+25.7%は一過性か構造的か
2027年3月期Q1の営業利益は前年同期比▲51.9%。粗利は増えたのに販管費が+25.7%増えた理由は短信に内訳がありません。統合費用の読み方と、約125億円のHastings買収後の財務を整理します。
ユニシアHLDG(3547) 営業利益+18.8%でも純利益△38.8%——税負担52%と有利子負債135億円
2026年11月期第3四半期累計はEBITDA+80.7%、営業利益+18.8%、純利益△38.8%。利益が段階ごとに目減りする理由を、のれん償却・支払利息・税負担率・有利子負債から分解し、前回記事のEPS・PERの誤りも訂正します。
グロービング(277A) 1Qは売上+20.8%でも営業益-3.1%、コンサル利益率40.5%への低下が焦点
2027年5月期1Qは売上+20.8%、営業利益-3.1%。販管費+54.8%とコンサル利益率44.95%→40.49%が要因で、通期予想4,830百万円は2〜4Qに営業利益+28.1%を要求します。
ククレブ・アドバイザーズ(276A) 通期は予想超えも売上の9割はフロー収入、営業CF黒字は在庫回収
2026年8月期通期は会社予想を全項目で上回り純利益+66.8%でしたが、営業利益率は24.0%から16.3%に低下し、売上の90.1%はフロー収入でした。営業CF黒字の中身と、来期予想の前提となる借入を整理します。
高島屋(8233) 中間は経常+27.5%・年44円に増配、営業CF3.3倍と支払利息+42%の中身
2027年2月期中間は営業利益+16.4%・経常利益+27.5%、純利益は前年の売却益の反動で△24.5%。年間配当は44円へ増額。営業CFの3.3倍化、支払利息+42%、下期経常が前年割れとなる予想の中身を一次情報で分解します。
モリト(9837) 営業利益は通期予想の81%到達、上方修正後も第4四半期は減益想定
2026年11月期3Q累計は営業利益+22.7%で過去最高。通期予想は上方修正されたが、逆算すると第4四半期の営業利益は前年を下回る水準です。あわせて公表された配当方針の転換(DOE5%・累進配当)の読み方を整理します。
イズミ(8273) 中間期の営業CFは△86億円に急変、決算日の暦で説明がつく反動
2027年2月期中間期は営業利益+4.6%の増益でしたが、営業CFは前年同期の+448億円から△86億円へ急変しました。主因は決算日が銀行休業日だったことによる仕入債務の反動です。3分割後の配当30円と下期の加速要件を整理します。
東京ガス(9531)を10年持てるか — 1株配当は2.0倍、EPSは5.7倍。配当は利益に連動せず階段で上がる
東京ガスの1株配当は10期で2.0倍、EPSは5.7倍に伸びました。配当は利益に連動せず階段状に上がり、2026年3月期の純利益は1,286億円の特別利益を含みます。実績PER9.1倍の見かけの低さも含めて整理します。
NTT(9432)を10年持てるか — 増配15期連続の原資は株数減と配当性向、財務は一変
NTTの1株配当は2018年3月期からの8年で+76.7%伸びましたが、当期利益の伸びは+15.5%です。差を埋めたのは自社株買いによる株数の減少と配当性向の引き上げで、2025年度には自己資本比率が34.0%から20.8%へ急低下しました。
わらべや日洋(2918) 中間減益で通期下方修正、価格転嫁8割どまりと下期9割前提の距離
2027年2月期中間は営業益△25.0%、通期営業利益予想を7,700→6,000百万円へ下方修正。配当は年120円据え置き。価格転嫁率が上期82%から下期90%に上がる前提と、配当性向59.6%の余力を整理します。
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