平河ヒューテック(5821)の決算・配当・カタリスト分析
電線・ケーブルメーカー。主力の「電線・加工品」セグメントで車載用ケーブル・エネルギー産業関連ケーブル・半導体製造装置用ケーブル・産業機器用ケーブルを、「電子・医療部品」セグメントで電子部品と医療用特殊チューブを手掛ける。2025年に吉野川電線を連結子会社化し、電線・加工品セグメントの規模を拡大した。
最新の分析記事(2026/09/22 時点)の指標 ・ リアルタイムの株価は掲載していません
予想配当利回り
1.78%
実績PER
12.1倍
PBR
1.12倍
自己資本比率
75.3%
配当性向
21.6%
配当はいくら・いつ受け取れるか
- 1株あたり年間配当
- 57円2027/03(会社予想)
- 100株(1単元)なら
- 5,700円税引前
- 年間の支払回数
- 2回中間28円 ・ 期末29円
- 権利確定月
- 9月末 ・ 3月末当サイトの整理
金額は税引前です(受け取り時に所得税・住民税が源泉徴収されます)。配当を受け取るには権利付最終日までに株式を保有している必要があり、権利確定日に買っても間に合いません。基準日は会社が定めるもので、上記は決算期末(と中間期末)を基準日とする一般的な例にもとづく当サイトの整理です。正確な日付は会社の開示でご確認ください。
1株配当の推移
2027/3期 Q1の分析記事時点の数値です。期初予想と実績の差は、その会社の予想の出し方の癖を示します。
| 決算期 | 期初予想 | 年間配当 | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| 2025/03 | — | 45円 | 34.4% |
| 2026/03 | — | 47円 | 44.4% |
| 2027/03会社予想 | — | 57円 | 21.6% |
- 2027/03:2026年7月31日、通期業績予想の上方修正と同時に開示された予想(株式無償割当後ベース)。
この銘柄の見方(当サイトの整理)
- 主な収益ドライバー
- 2セグメント制。売上の9割弱を占める「電線・加工品」(車載・エネルギー・半導体製造装置・産業機器向けケーブル)が業績の主軸で、「電子・医療部品」(電子部品・医療用チューブ)は相対的に小さい。半導体製造装置向け・車載向けの新規量産案件の有無が四半期ごとの伸び率を左右する。
- 株主還元方針
- 自己資本比率70%台の実質無借金経営。配当性向30〜40%台を目安に、期初は保守的な予想を出し、四半期進捗が良いと増額修正する傾向がある。2025年4月・2026年4月と連続して自己株式の無償割当(1株につき0.05株)を実施しており、1株当たり指標は割当調整後で比較する必要がある。
- 注視している外部要因
- 車載市場の生産動向(米国の関税政策の影響を受けやすい)、半導体市況(生成AI向け需要)、産業機器(FA)市場の設備投資、銅などの原材料価格、為替(海外売上比率が一定あるため)。
- 主要取引先
- 自動車部品・半導体製造装置・産業機器・医療機器メーカー向けにケーブル・電子部品を供給する部材サプライヤー。特定の大型OEM案件の有無が電子・医療部品セグメントの増減率を大きく動かすことがある。
分析記事(時系列)
決算ごとに、その時点で確認できた事実と、そこから想定したカタリストを残しています。過去の見立てがどう外れたかも含めて追えるようにしています。
同じセクターの銘柄
3891ニッポン高度紙工業電解コンデンサ用の絶縁材料(セパレータ)を主力とする特殊紙・機能材メーカー。「セパレータ事業」の単一セグメントで、アルミ電解コンデンサ用セパレータと、電気二重層キャパシタ(EDLC)用などの機能材の2本柱。生成AI普及に伴うサーバー・データセンター投資、電力安定化需要の高まりが追い風になっている。6855日本電子材料半導体のウエハ検査工程で使う検査治具「プローブカード」を主力とするメーカー。とりわけメモリー半導体向けで、MEMS技術を用いたMタイププローブカードを強みとする。売上の99.5%を半導体検査用部品関連事業が占め、残り0.5%は電子管部品関連事業(縮小基調のレガシー事業)。本社は大阪。