当サイトの記事はすべて個人の見解であり、投資助言ではありません。必ずご自身で一次情報を確認のうえ、ご自身の判断と責任で投資を行ってください。

電子部品・電線

自動車・半導体製造装置・産業機器・医療機器向けにケーブルや電子部品を供給するメーカー群。最終製品を持たず部材を供給する立場のため、納入先の設備投資サイクルと生産動向に業績が連動する。事業の入れ替わりはM&Aで起きることが多く、連結範囲の変化が増減率の解釈を難しくする。

電子部品・電線セクターの見方(当サイトの整理)

個社の分析に入る前に、この産業に共通してかかる制約と、決算書のどこを見れば状態が分かるかを整理しています。

収益がどこから生まれるか
自動車・半導体製造装置・産業機器・医療機器といった納入先の生産・設備投資サイクル。特定顧客の大型案件(新規量産の立ち上がりや反動減)が単独のセグメントの増減率を大きく動かすことがあり、全社の伸び率だけを見ると実態を見誤る。
業績を左右する外部要因
半導体市況、車載市場の生産動向、産業機器(FA)の設備投資、銅などの原材料価格。海外売上比率が高い企業では為替(対米ドル)の感応度も無視できない。
決算書のどこを見るか
セグメント別の売上・利益を必ず確認する。M&Aによる連結範囲の変化(新規連結・除外)が増減率に混ざるため、既存事業の実力とM&A寄与分を分けて見る。負ののれん発生益や減損損失など特別損益が単年度の当期純利益を大きく振らすことがあるので、経常利益までの推移と当期純利益の推移を並べて確認する。
配当・株主還元の傾向
自己資本比率が高く実質無借金に近い企業が多い。配当性向の目安と、増配より自己株式取得を優先する局面がないかを見る。株式分割や自己株式の無償割当を行う企業もあり、その場合は1株当たり指標の連続性に注意する。
指標を読むときの注意
特別損益(負ののれん発生益・減損損失・投資有価証券売却益など)が当期純利益を動かすため、営業利益・経常利益の伸びと当期純利益の伸びが一致しないことがある。どちらが実力を表しているかを本文で明示する必要がある。

電子部品・電線の銘柄

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