当サイトの記事はすべて個人の見解であり、投資助言ではありません。必ずご自身で一次情報を確認のうえ、ご自身の判断と責任で投資を行ってください。

東証プライム総合商社3月期決算

伊藤忠商事(8001)の決算・配当・カタリスト分析

総合商社大手の一角。繊維・機械・金属・エネルギー化学品・食料・住生活・情報金融・第8(コンシューマー、ファミリーマート等)の8つの事業セグメントを通じて、資源分野から生活消費関連分野まで幅広く事業投資を展開する。単なる商品の売買仲介ではなく、出資先企業の経営に関与して持分法による投資損益を含めたリターンを積み上げるビジネスモデルは総合商社に共通するが、同社は特に食料・繊維・住生活・情報金融・コンシューマーといった非資源(生活消費関連)分野の比重が高いことで知られる。IFRS(国際財務報告基準)を採用しており、日本基準の「経常利益」に相当する利益区分は開示していない。

最新の分析記事(2026/08/12 時点)の指標 ・ リアルタイムの株価は掲載していません

予想配当利回り

2.10%

実績PER

15.3倍

PBR

2.16倍

自己資本比率

39.4%

配当性向

32.8%

配当はいくら・いつ受け取れるか

1株あたり年間配当
44円2027/03(会社予想)
100株(1単元)なら
4,400円税引前
年間の支払回数
2回中間22円 ・ 期末22円
権利確定月
9月末 ・ 3月末当サイトの整理

金額は税引前です(受け取り時に所得税・住民税が源泉徴収されます)。配当を受け取るには権利付最終日までに株式を保有している必要があり、権利確定日に買っても間に合いません。基準日は会社が定めるもので、上記は決算期末(と中間期末)を基準日とする一般的な例にもとづく当サイトの整理です。正確な日付は会社の開示でご確認ください。

1株配当の推移

2027/3期 Q1の分析記事時点の数値です。期初予想と実績の差は、その会社の予想の出し方の癖を示します。

決算期期初予想年間配当期初比配当性向
2022/0318.8円22円+3.1999999999999993円
2023/0326円28円+2円
2024/0332円32円0円
2025/0340円40円0円32.5%
2026/0340円42円+2円32.8%
2027/03会社予想44円44円32.2%
  • 2022/03:2026年1月の株式分割(1株→5株)を考慮した分割後換算値。分割前の実額は期初予想94円→実績110円。
  • 2023/03:分割後換算。分割前の実額は期初予想130円→実績140円。
  • 2024/03:分割後換算。期初予想から修正なし。
  • 2025/03:分割後換算。期初予想から修正なし。
  • 2026/03:中間は分割前の株数ベースで100.00円を実施し、期末は分割後の株数ベースで22.00円。分割の前後をまたぐ変則的な支払いのため、分割後換算での合計は42.00円(分割を考慮しない単純合計は210.00円)。期初予想の40.00円から期末に増額修正された。
  • 2027/03:中間22.00円・期末22.00円の会社予想。分割後の株数ベースで前期実績42.00円から+2.00円の増配予想。会社予想EPS136.75円に対する参考配当性向は約32.2%。直近の公表からの修正は無い。
1株当たり。「期初比」は期初予想に対する着地の差。
配当の内訳と根拠を2027/3期 Q1の分析記事で読む ›

この銘柄の見方(当サイトの整理)

主な収益ドライバー
非資源分野(繊維・機械・食料・住生活・情報金融・第8)の厚み。2027年3月期Q1では食料セグメント単独で連結収益の36.6%を占め、非資源分野合計の当社株主帰属純利益は連結の50.0%と、資源分野(金属・エネルギー化学品)の37.5%を上回った。
株主還元方針
増配基調と自己株式取得の併用。配当は2026年1月の株式分割(1株→5株)を挟み、分割後換算で2022年3月期22.00円から2027年3月期予想44.00円へ拡大。会社予想EPSに対する参考配当性向は3割程度で、資源比率の高い同業他社より低めの水準。2026年8月には上限3,000億円の自己株式取得も公表している。
注視している外部要因
為替と資源価格(金属・エネルギー)の変動、出資先企業の業績、および保有株式の売却益・評価損益。有価証券損益は期によって振れが大きく、営業利益と税引前利益の伸びが乖離する主因になりやすい。
主要取引先
特定の大口顧客への依存度は低く、8つの事業セグメントごとに多様な取引先・出資先を持つ。生活消費関連ではファミリーマートをはじめとする連結子会社・持分法適用会社が収益基盤となっている。

分析記事(時系列)

決算ごとに、その時点で確認できた事実と、そこから想定したカタリストを残しています。過去の見立てがどう外れたかも含めて追えるようにしています。

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