当サイトの記事はすべて個人の見解であり、投資助言ではありません。必ずご自身で一次情報を確認のうえ、ご自身の判断と責任で投資を行ってください。

東証上場化学・素材3月期決算

東ソー(4042)の決算・配当・カタリスト分析

エチレン・ポリエチレン・苛性ソーダ・塩ビ・セメント・MDIなどの基礎素材から、クロロプレンゴムやエチレンアミンなどの付加価値素材、バイオサイエンス、石英ガラス・ジルコニアなどの高機能材料、水処理エンジニアリングまでを手がける総合化学メーカー。売上は市況・ナフサ価格に連動する「チェーン事業」(基礎素材+付加価値素材)が大半を占め、半導体向けなどの先端事業が利益の下支えになる構造。2026年度第1四半期からセグメントを5区分(基礎素材・付加価値素材・バイオサイエンス・高機能材料・水処理エンジニアリング)に再編した。

最新の分析記事(2026/10/05 時点)の指標 ・ リアルタイムの株価は掲載していません

予想配当利回り

3.82%

実績PER

13.7倍

PBR

0.96倍

自己資本比率

57.3%

配当性向

52.2%

配当はいくら・いつ受け取れるか

1株あたり年間配当
100円2027/03(会社予想)
100株(1単元)なら
10,000円税引前
年間の支払回数
2回中間50円 ・ 期末50円
権利確定月
9月末 ・ 3月末当サイトの整理

金額は税引前です(受け取り時に所得税・住民税が源泉徴収されます)。配当を受け取るには権利付最終日までに株式を保有している必要があり、権利確定日に買っても間に合いません。基準日は会社が定めるもので、上記は決算期末(と中間期末)を基準日とする一般的な例にもとづく当サイトの整理です。正確な日付は会社の開示でご確認ください。

1株配当の推移

2027/3期 Q1の分析記事時点の数値です。期初予想と実績の差は、その会社の予想の出し方の癖を示します。

決算期期初予想年間配当期初比配当性向
2022/0360円80円+20円23.6%
2023/0380円80円0円50.6%
2024/0380円85円+5円47.2%
2025/0385円100円+15円54.9%
2026/03100円100円0円75.5%
2027/03会社予想100円100円—52.2%
  • 2025/03:期初85円の予想から100円へ増額して着地。
  • 2026/03:期初予想100円のまま着地(増配なし)。純利益が前期比△28.3%と減ったため、配当性向は前期の54.9%から75.5%に上昇。
  • 2027/03:2027年3月期の配当予想は中間50円・期末50円・年間100円で、第1四半期決算でも修正なし。配当性向は通期予想EPS191.63円から算出。
1株当たり。「期初比」は期初予想に対する着地の差。
配当の内訳と根拠を2027/3期 Q1の分析記事で読む ›

この銘柄の見方(当サイトの整理)

主な収益ドライバー
2027年3月期第1四半期の売上高2,742億円のうち、基礎素材が約45%(1,248億円)、付加価値素材が約16%(429億円)、水処理エンジニアリングが約15%(420億円)、高機能材料が約13%(343億円)、バイオサイエンスが約6%(154億円)。基礎素材と付加価値素材を合わせた「チェーン事業」が売上の約6割を占める。
株主還元方針
年間配当は2025年3月期・2026年3月期ともに100円(中間50円+期末50円)で、2027年3月期の会社予想も100円。期初予想は2022年3月期(60円→実績80円)、2024年3月期(80円→85円)、2025年3月期(85円→100円)で着地時に上振れており、2023年3月期と2026年3月期は期初予想どおりで着地した。2026年3月期は250億円の自社株買い(IR BANK)も実施。配当方針の文言そのものは今回の資料では確認していない。
注視している外部要因
国産ナフサ価格(会社の前提は中間期104,250円、下期77,000円)、為替(前提は159.8〜160円/米ドル)、海外の石化・塩ビ・MDI市況、中東情勢。棚卸資産の評価の影響(在庫受払差)が、原料価格の上下で利益を動かす。
主要取引先
今回参照した決算短信・IR BANKからは、主要取引先や依存度は特定できなかった。半導体向けは高機能材料(石英ガラス・スパッタリングターゲットなど)で需要を受ける。

分析記事(時系列)

決算ごとに、その時点で確認できた事実と、そこから想定したカタリストを残しています。過去の見立てがどう外れたかも含めて追えるようにしています。

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